クラシカルな外観と操作感
Nikon Z fcは、1982年の名機「FM2」を彷彿とさせるレトロなデザインが最大の魅力。マグネシウム合金のトッププレートに、ISO・シャッタースピード・露出補正ダイヤルが並ぶスタイルは、フィルム世代にも新世代ユーザーにも刺さる存在です。
Nikon Z fc スペック表
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2021年7月 |
マウント | Nikon Z マウント |
センサー | APS-Cサイズ CMOSセンサー(DXフォーマット) |
有効画素数 | 約2,088万画素 |
画像処理エンジン | EXPEED 6 |
ISO感度 | 100〜51200(拡張で204800まで) |
連写性能 | 最高約11コマ/秒 |
オートフォーカス | 209点ハイブリッドAF(瞳AF対応) |
動画性能 | 4K UHD 30p、フルHD 120p対応 |
ファインダー | 約236万ドット OLED電子ビューファインダー |
液晶モニター | 3.0型 約104万ドット バリアングル式タッチパネル |
シャッタースピード | 1/4000〜30秒、バルブ、タイム |
記録メディア | SD/SDHC/SDXC(UHS-I対応) |
通信機能 | Wi-Fi、Bluetooth(SnapBridge対応) |
サイズ | 約134.5×93.5×43.5mm |
重量 | 約445g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)、約390g(本体のみ) |
バッテリー | EN-EL25(USB充電対応) |
基礎スペックと魅力的な操作性
Nikon Z50と同じAPS-Cセンサー(20.9MP)とEXPEED 6を採用し、バースト撮影11コマ/秒、4K撮影、バリアングル式タッチ液晶など現代的な機能も充実。瞳AFも搭載され、静止画・動画ともに高性能を発揮します。
画質・EVF・操作性レビュー
APS-Cながら高感度性能も安定しており、RAW現像時のダイナミックレンジも十分。レビューでは「画質は申し分なく、可愛いだけでなく本格派」との評価も見られます。

NikonZfc+NIKKOR Z 40mm f/2
気になる点や使い心地
見た目は魅力的ですが、軽量ボディゆえに「チープ感」「グリップの浅さ」が気になるという声も。ノイズやフリッカー対策、JPEG処理の強調も指摘されており、RAW撮影が安心と言う声もききます。

私はjpeg撮って出し派なので基本jpegで撮ります。APS-CながらISOは6400くらまでは気にならずに使える印象です。シャッタースピードをどうしても稼ぎたい時はISO12800まで上げても大丈夫だと感じます。今ノイズ除去ソフトの性能がものすごいので画質重視のカメラマンさんはRAWで撮とるのが有効でしょう。
街歩き・旅行・Vlogにぴったり

NikonHPより
レビューサイトなどでは、「レトロかつ軽量なデザインで、持ち歩きたくなるカメラ」として旅行や街歩きに最適との評価が多く、「見せる」楽しさが魅力です。
まとめ:写真に“遊び”と“本気”を両立した1台
Nikon Z fcは、ノスタルジーと現代性能を融合させたカメラ。
– クラシックな操作感とスタイリング
– 静止画・動画ともに頼れる性能
– 持ち歩く楽しさがある軽量ボディ
– 一部に実用性の甘さもあるが、撮影のモチベーションが上がる魅力
写真表現もSNSも楽しみたい人にとって、この1台はまさに“買って正解”のカメラだと思います。
Zマウント関連記事




コメント