2005年に発売された初代【AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-ED】は、その汎用性と性能で人気を集めました。この記事では、このレンズの基本的な特徴や、実際の撮影で感じた使用感について詳しく解説していきます。
特に、旅行や日常の撮影で「1本で何でも撮れる」便利さがポイントのカメラマンさんには最適な一本です。
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-EDの基本スペック
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-EDのスペックです。このレンズは、広角から望遠までを一本でカバーできるオールインワンレンズです。特にDX(APS-C)フォーマットのカメラを使用する方に最適です。
•焦点距離:18-200mm(35mm判換算で27-300mm相当)
•開放絞り:f/3.5-5.6•最短撮影距離:0.5m
•手ブレ補正機構:VR(Vibration Reduction)約4段
•重量:約560g
焦点距離18-200mmの魅力
18-200mm(35mm換算27-300mm)という広い焦点距離が魅力。風景からポートレート、スポーツ、さらには動物や野鳥の撮影まで、幅広いシーンに対応できる焦点距離は、多くのシチュエーションで大活躍します。
広角18mmでの風景撮影
18mm(35mm換算27mm)の広角域は、風景撮影に適しており、広がりのある景色をダイナミックに収めることができます。旅行や街歩きなど、撮影の幅が広がります。
望遠200mmでの望遠撮影
一方、望遠200mm(35mm換算300mm)では、遠くの被写体をしっかり捉えることが可能。動物やスポーツ、イベントの撮影にも対応でき、日常から少し距離のあるシーンを余すことなく切り取ります。
手ブレ補正「VR」機能の実力
長い焦点距離をカバーするレンズにとって、手ブレ補正(VR)機能は非常に重要です。特に200mmの望遠側では手ブレは考慮ポイントになります。このレンズに搭載されたVR機能により、シャッタースピードを約4段分稼ぐことができ、手持ち撮影でも安定した結果を得られます。
手ブレの段数についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
実写レビュー
【18mm(35mm換算:27mm)】広角
【30mm(35mm換算:45mm)】標準
【50mm(35mm換算:75mm)】中望遠
【95mm(35mm換算:143mm)】望遠
【200mm(35mm換算:300mm)】超望遠
【日常スナップでの利便性】
18-200mmという幅広い焦点距離を持つため、日常的なスナップ撮影において非常に便利です。一本で風景もクローズアップも撮影でき、レンズ交換の手間が省けるため、特に旅行などで重宝します。
【イベントやスポーツ撮影での実力】
運動会やイベント撮影では、望遠の200mmが威力を発揮します。子供の運動会やスポーツシーンで、遠くからでもしっかりと被写体を捉えることができ、動きのある被写体にも対応できます。
ボディ装着時外観
【NikonD7000 装着時】
【NikonZ5 装着時】
まとめ:高倍率ズームの選択肢
AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-200mm f/3.5-5.6G IF-EDは、一本で多くの撮影シーンに対応できる万能ズームレンズです。特に旅行や日常使いにおいて、レンズ交換を最小限に抑え、撮影の自由度を高めたい方には最適な選択肢となるでしょう。
広角から望遠まで幅広い焦点距離をカバーしつつ、手ブレ補正機能により、手持ち撮影で安定した写真が得られます。このレンズがあれば、初めての一眼レフやミラーレスカメラでも、さまざまなシーンで素晴らしい写真を撮影できるはずです。
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