2024年7月、Nikonから登場した「Nikon Z6III」は、これまでのZ6シリーズから大きく進化したフルサイズミラーレスカメラです。
Z6IIの後継モデルという位置づけながら、上位モデルであるZ8の技術を取り入れ、写真撮影だけでなく動画撮影にも強い万能機として人気のカメラです。
Z6IIIは、世界初となる「部分積層型CMOSセンサー」を採用。高速読み出しによる高性能化を実現し、動きのある被写体撮影や動画撮影で大きなメリットを発揮します。

カメラ :NikonZ6Ⅲ レンズ:NIKKOR Z 24-120mm f/4

2024年7月発売。2026年7月現在で発売してから2年の月日が立ちますが、この2年の間に被写体認識では鳥モードが更新されたり、価格見直しで発売当初より5万円ほど安くなり、ミラーレスへの移行を検討しているカメラマンさんや、ワンランク上の機種を検討しているカメラマンさんの選択肢にも入るカメラになりました。
| 製品名 | Nikon Z6III |
|---|---|
| 有効画素数 | 約2,450万画素 |
| センサー | 部分積層型CMOSセンサー(35.9×23.9mm フルサイズ) |
| 画像処理エンジン | EXPEED 7 |
| 被写体認識 | 人物・犬・猫・鳥(専用)・車・バイク・自転車・列車・飛行機(専用) |
| 連写性能 | 約20コマ/秒(通常)、約120コマ/秒(C120) |
| 動画 | 6K 60P / FHD 240Pなど対応 |
| 手ブレ補正 | 5軸ボディ内手ブレ補正 最大8段 |
| 液晶モニター | 3.2型 バリアングル液晶 |
| ファインダー | 約576万ドット EVF |
| 記録メディア | CFexpress Type B / SD UHS-II ダブルスロット |
| 質量 | 約760g(バッテリー・カード含む) |
最大の注目ポイントは「部分積層型CMOSセンサー」

Nikon公式HPより
Z6III最大の特徴は、新開発の部分積層型CMOSセンサーです。
従来のZ6IIに搭載されていたセンサーから大きく進化し、高速な画像処理が可能になりました。
- 高速連写性能の向上
- 電子シャッター使用時のローリングシャッター低減
- 動画撮影時の読み出し速度向上
動体撮影での使いやすさが向上しています。
スポーツ、野鳥、飛行機、子どもやペットなど、動きのある被写体を撮影するユーザーには大きな進化ポイントです。
Z9・Z8より高性能EVF

Nikon公式HPより
Z6IIIでは、ファインダー性能も大きく進化しています。
搭載されるEVFは、Z9・Z8を超える高輝度・高精細な表示性能を持ち、屋外撮影でも被写体を確認しやすい設計になっています。
- 明るい日差しの中での撮影
- 夕暮れや夜間撮影
- 細かなピント合わせ
高性能なファインダーの恩恵を感じられます。
本格的な撮影ではファインダーを見る時間が長いため、EVFの進化は撮影そのものを左右する大きなポイントです。
動画撮影にも強い万能カメラへ

フルサイズのHDMIタイプA
ライン入力にも対応
近年は写真だけでなく動画撮影を楽しむユーザーも増えています。
Z6IIIは動画性能にも力を入れており、HDMI Type A端子を搭載。
本格的な映像制作にも対応できる仕様となっています。
- 高画質動画撮影
- 外部レコーダーとの連携
- 高性能な手ブレ補正
写真撮影だけではなく映像制作にも活躍できるカメラに仕上がっています。
ボディデザインもさらに使いやすく進化

Z6IIIは性能だけでなく、撮影時の操作性も改善されています。
背面モニターにはバリアングル式を採用。
縦位置撮影やローアングル撮影、自撮り動画など、さまざまな撮影スタイルに対応できます。
また、防塵・防滴性能にも配慮されたボディ設計となっており、風景撮影や旅行撮影など屋外での使用にも安心感があります。
CFexpress Type B+SDカードのダブルスロット

記録メディア
- CFexpress Type B
- SD UHS-II
ダブルスロットを採用。
高速連写や高ビットレート動画撮影ではCFexpressカードを使用し、通常撮影ではSDカードを使うなど、用途に合わせた運用が可能です。
プロユーザーから趣味で撮影を楽しむ方まで、幅広く対応できる仕様になっています。
Z8と比較して感じるZ6IIIの魅力
Z8は高性能なプロ向けモデルですが、Z6IIIはよりコンパクトで扱いやすいサイズ感が魅力です。
Z8ほどの高画素数は必要ないけれど、
「高性能なフルサイズ機が欲しい」
「旅行や日常撮影でも気軽に持ち歩きたい」
「写真も動画も楽しみたい」
というユーザーには、非常にバランスの良い選択肢と言えます。
| 項目 | Z6III | Z8 | Z6II |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2024年7月 | 2023年5月 | 2020年10月 |
| 有効画素数 | 約2,450万画素 | 約4,570万画素 | 約2,450万画素 |
| センサー | 部分積層型CMOS | 積層型CMOS | 裏面照射CMOS |
| 画像処理エンジン | EXPEED 7 | EXPEED 7 | EXPEED 6 ×2 |
| 被写体認識 | 人物・犬・猫・鳥(専用)・車・バイク・自転車・列車・飛行機(専用) | 人物・犬・猫・鳥(専用)・車・バイク・自転車・列車・飛行機(専用) | 人物・犬・猫 |
| EVF | 576万ドット | 369万ドット | 369万ドット |
| 液晶モニター | バリアングル | 4軸チルト | チルト |
| 動画性能 | 6K 60P・FHD 240pなど | 8K30p・FHD120pなど | 4K60p・FHD120pなど |
| 連写 | 約20コマ/秒(通常)、約120コマ/秒(C120) | 約20コマ/秒(通常)、約120コマ/秒(C120) | 約14コマ/秒 |
| カードスロット | CFexpress B+SD ダブルスロット | CFexpress B+SD ダブルスロット | CFexpress B+SD ダブルスロット |
| 質量 | 約760g | 約910g | 約705g |
| 価格帯 | 約35万円 | 約50万円 | 約22万円 |
まとめ|Nikon Z6IIIは写真と動画を楽しむ人に最適な1台

Nikon Z6IIIは、Z6シリーズの正統進化モデルでありながら、Z8クラスの技術を取り込んだ注目のフルサイズミラーレスです。
部分積層型CMOSセンサーによる高速性能、高性能EVF、動画機能、操作性の向上など、さまざまな面で進化しています。
風景写真、旅行写真、動体撮影、動画制作まで幅広く楽しみたい方にとって、長く愛用できるカメラです。
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