ストロボのガイドナンバー(GN)てなに?

カメラの基本

初めてのストロボ・フラッシュ選びに困るのがガイドナンバー(GN)です。私が使っているGODOX TT350は【GN36】です。

ではこのGN36の場合どうなるかと言うと

■ガイドナンバー(GN)は次のような公式で表されます。

GN = 絞り値 × 被写体までの距離(m)

つまり、「ガイドナンバー36」のストロボを使い、被写体まで6m離れている場合、

36 = F値 × 6

→ F値 = 36 ÷ 6 = F6

という具合に、どのくらいの距離まで光が届くかや、【適切な絞り値(F値)】を計算する目安になります。

カメラマン夫
カメラマン夫

これが初めてだとよくわからないですよね!カメラの内蔵ストロボがGN12(私の使っているNikonD750の場合)なので内蔵ストロボより3倍の発光量があるんだ程度ではじめはいいと思います。このGNから絞りやF値などがすぐ割り出せる方はマニュアル発光もお手の物でしょう。今の時点でGNの公式が理解できないならとりあえずTTL発光のストロボを選べばいいと思います。実際私も完全に理解できていないです。


■ 例:Godox TT350 の場合

Godox TT350のガイドナンバーは【36(ISO100・105mm時)】と記載されています。

つまり、焦点距離105mmに設定し、ISO100で使うと最大で約36m先まで光が届く計算です(F1.0の場合)。

実際にはF4やF5.6などで使うので、実用的な照射距離は6〜9m前後となります。

■ 注意点:ISO感度や照射角によって変わる

  • ガイドナンバーは通常、ISO100・照射角(焦点距離)50mmの条件で記載されています。

  • ISO感度を上げると、実質的なガイドナンバーも大きくなります(光が届く範囲が広がる)。

  • 照射角が広い(ワイド側)ほど、光が拡散するのでガイドナンバーは下がります。

■ ガイドナンバーをどう使う?

  1. マニュアル発光でF値や距離を調整したいとき

  2. 撮影距離に応じた絞りの目安を知りたいとき

  3. 光量の強いストロボが必要かどうかの判断材料に

■ まとめ

  • ガイドナンバーはストロボの「光の強さ」を表す指標

  • GN = 絞り値 × 距離 という公式で使う

  • 撮影距離や絞り設定の目安になる

  • ISOや照射角の条件によって変化するので注意

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