今までありがとうTAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061)

オススメ

長年愛用してきたTAMRONの高倍率ズームレンズ、AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A061)。このたび、思い切って次世代モデルである「28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)」へと買い替えることにしました。今回は、その経緯や使用感の振り返り、そしてA061で撮ってきた数々の作品への感謝を込めて、記事に残しておこうと思います。

カメラマン夫
カメラマン夫

一眼レフカメラとミラーレス一眼カメラを仕事の現場に応じて使い分けていて、まだ一眼レフカメラは手放さないかな。と感じましたので【AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A061)には不満はないのですが、TAMRONのフルサイズ一眼レフ用高倍率ズームの最終形である【28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)】に買い替えることにしました。ModelA010も中古市場で3万円程度とお手頃になっていたので、プライベート+仕事の予備用として導入することにしました。ただデジタル黎明期のレンズであるModelA061は今使っていても満足できるレンズであったので、手放すのはさみしい気持ちです。今回はお世話になったModelA061を記事に残すことにしました。


A061との思い出

私のブログでは、これまでA061を使って撮影したさまざまな写真を掲載してきました。

旅先での風景、動物園での動きのある被写体、街中のスナップ――どんなシーンでもこの1本でこなせるA061は、まさに万能レンズでした。

使用カメラ :D750 レンズ:AF 28-300mm F3.5-6.3(Model A061)  撮影場所:長崎ハウステンボス

使用カメラ :D750 レンズ:AF 28-300mm F3.5-6.3(Model A061) 撮影場所:福岡県大牟田市動物園

特に印象深いのは、軽量かつコンパクトで持ち運びやすい点。高倍率ズームでありながら手軽に持ち出せて、瞬間的なシャッターチャンスを逃さずに済んだことも一度や二度ではありません。


カメラマン夫
カメラマン夫

TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061)はデジタル一眼カメラ黎明期のレンズと言うことで手ブレ補正がないこととNikon用のAF駆動でレンズ内にAFモーターがないこともあり重量が約420gと軽量なのがとてもお気に入りでした。

なぜ買い替えを決意したのか?

買い替えの理由はプライベートでの使用にプラスして仕事用のサブレンズとしても使いたいということです。

A061には手ブレ補正が搭載されていないため、望遠側では特に慎重な撮影が求められました。また、オートフォーカスはお世辞にも早くないのと、モーターの駆動音がうるさいのも気になる点でした。

カメラマン夫
カメラマン夫

屋外でゆっくり、風景を撮影したり、動体撮影でも電車や道路を走る車など、動きの予測が簡単なものでは特に困ることはありませんでした。プラベートで使用するには私的には必要十分なレンズであったことは間違いありません。

そこで目をつけたのが、後継機の28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)。こちらはVC(手ブレ補正機能)PZD(超音波モーター)を搭載しており、より快適で安定した撮影が可能になります。仕事のサブレンズとしても安心できると考えました。

28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)はフルサイズ一眼レフカメラ用の高倍率ズームの最終モデルです。そのことから一眼レフカメラ用の交換レンズとしては完成形と言えるレンズだと言えるでしょう。

高倍率ズームのパイオニア、タムロンの歴史と挑戦
高倍率ズームのパイオニアとして数多くの高倍率ズームレンズ発売してきたタムロン。携帯に便利な高倍率ズームレンズを作ることから始まったタムロンの絶え間ない挑戦と開発の歴史を紹介します。究極の高倍率への追及はこれからも続いていきます。
カメラマン夫
カメラマン夫

タムロンの高倍率ズームレンズの歴史が公式ページでも紹介されています。
AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061)がデジタル一眼用の高倍率ズームの初代だとすると28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD(Model A010)三代目(最終モデル)です。さらにミラーレス時代に突入してさらなる進化を遂げています。

A061で得たもの

高価な機材ではなくても、自分の目と感性を信じて撮ることの大切さをA061は教えてくれました。万能ズームとして、どんな場面でも【そこにある光景】を形にすることができたのは、ひとえにこのレンズの力があってこそ。

そして、その写真たちはたくさんのブログ記事にさせてくれました。たとえば動物園での望遠ショット、旅先の花々や桜、雨上がりの風景など、今見返しても「あの時、このレンズで撮れてよかった」と思えるものばかりです。


カメラ :NikonD750 レンズ:TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) 撮影場所:佐賀県祐徳稲荷神社

カメラ :NikonD750 レンズ:TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) 撮影場所:長崎ハウステンボス

カメラ :NikonD750 レンズ:TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) 撮影場所:長崎県 田平天主堂

カメラ :NikonD750 レンズ:TAMRON AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A061) 撮影場所:長崎県 森きらら

ありがとう、そして次の一歩へ

AF 28-300mm F3.5-6.3 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO(Model A061)は、これからModel A010にバトンタッチです。

写真との向き合い方も少しずつ変化していく中で、機材もまた進化していく。それはきっと、撮影者としての自分も進化していくということなのだと思います。

ありがとう、A061。これからも、いい写真をたくさん撮っていきます。

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