Panasonic LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.

レンズ

パナソニックの「LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.」は、マイクロフォーサーズ規格の標準ズームレンズとして、2009年に発売されました。

概要 デジタル一眼カメラ用交換レンズ H-FS014045 | LUMIX(ルミックス) ミラーレス一眼カメラ・デジタルカメラ | Panasonic
パナソニックの「デジタル一眼カメラ用交換レンズ H-FS014045」の概要ページです。

初心者でも扱いやすく、幅広い層に支持されています。LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.はマイクロフォーサーズ用レンズとしては少し大柄で重量がありますが、高い光学性能と、手ブレ補正機構を搭載しており、幅広いシーンで活躍します。

カメラマン夫
カメラマン夫

大柄で少し重いといってもマイクロフォーサーズ用のレンズなので最大径x長さ:60x60mm 重量:195gとAPS-Cやフルサイズ用のレンズと比べると、とてもコンパクトで軽量です。

LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.の基本スペック

基本仕様 詳細
対応マウント マイクロフォーサーズマウント系
レンズタイプ 標準ズーム
フォーカス AF
レンズ構成 9群12枚
絞り羽根枚数 7枚
焦点距離 14~45 mm
最短撮影距離 0.3m
開放F値 F3.5-5.6
手ブレ補正機構
フィルター径 52 mm
最大径×長さ 60×60 mm
重量 195 g

35mm換算で28-90mmの焦点距離をカバーしてくれる標準ズームレンズです。使い勝手がよく、写りの評判も良いレンズです。

軽量かつ扱いやすい設計

LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.は質量が約195gと非常に軽量で、コンパクトさが特徴です。これにより、長時間の撮影でも疲れにくい点が魅力です。旅行やスナップ撮影、日常の写真記録にも最適なサイズ感で、気軽に持ち出せる相棒と言えます。

焦点距離14-45mmで標準域をカバー

焦点距離14-45mm(35mm換算で28-90mm)は、広角から中望遠域までをカバーしており、風景撮影からポートレートまで幅広い用途に対応できます。建物や自然風景を広く撮影したい場合や、被写体を少し切り取って自然な遠近感で撮りたいシチュエーションにも最適です。

使用カメラ :LUMIX DC-GF10 レンズ:LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA OIS. 露出プログラム:絞り優先 シャッタースピード :1/60  F ナンバー:f 4.8  露出補正:+0.3 焦点距離 :24mm(35mm換算:48mm) ISO :640 WB:曇天

MEGA O.I.S.による手ブレ補正

LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.にはパナソニック独自の「MEGA O.I.S.(光学式手ブレ補正)」が搭載されています。特に手持ち撮影時に効果を発揮し、シャッタースピードが遅くなる暗所や望遠域での撮影でもブレを抑えてくれるため、初心者でも安心して撮影できます。

カメラマン夫
カメラマン夫

公式で何段分の手ぶれ補正かアナウンスがありません。調べたところ2-3段分の補正が聞いていると言うことです。過信はできませんが、標準ズーム域で3段程度の補正が効けば十分安心して利用できると感じました。


手ブレ補正の詳しい解説は以下の記事を参考にください。

【手ブレ補正の段数】てなに?解説記事

【手ブレ補正の段数】てなに?解説記事
この記事ではカメラやレンズのカタログに書いている【手ぶれ補正の〇〇段】の意味について書いています。 【結論】 ・手ブレ補...

使用してみた感想

購入前より、Panasonicがレンズ交換式カメラに参入した時期のレンズとあってセットレンズながら抜群の描写と言う触れ込みで期待値が高いレンズでした。

実際に使用してみると、その描写に驚かされました。もともと標準レンズは「LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.」を使用していたのですが、撮影条件の悪い場面での写りに不満があり、この「LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA OIS.」に乗り換えた経緯があるのでカメラマン夫の評価としては「LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA OIS.」に軍配があがります。

LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA OIS.>LUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.

ただLUMIX G VARIO 12-32mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S.は沈胴式で小型軽量(70g)と言うことで、同じ標準ズームレンズでもLUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA OIS.と比較する土台自体が違うのかもしれません。

LUMIX G VARIO 14-45mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA OIS.はマイクロフォーサーズ用レンズとしてはそれなりのサイズ感と重量になっています。しかし、そのサイズ感が光学設計的に無理が少なく描写力に反映されていると感じます。

ぜひ、この記事にたどり着いた【マイクロフォーサーズ用標準ズームレンズ】を探しているカメラマンさんにはオススメできる一本となっています。

LUMIX G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6 ASPH./MEGA O.I.S. の外観

【外観】

横から

最大ズーム時

O.I.Sスイッチ(他にスイッチ類はなし)

縦置き

【フード装着】

【LUMIX DC-GF10に装着時】

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