タムロンは、Zマウント対応のフルサイズミラーレスカメラ用の超望遠ズームレンズ「50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(Model A067)」を2024年9月19日に発売すると発表しました。このレンズは、すでに2022年9月22日から発売されているEマウント用に続くモデルです。
この超望遠ズームレンズは、ズーム比が8倍で、広角端の50mmから望遠端の400mmまでをカバーします。50mmという標準域から始まることで、被写体のクローズアップ撮影だけでなく、背景を活かした多彩な表現が可能です。
仕様については、レンズ構成が18群24枚で、特殊硝材XLD(eXtra Low Dispersion)レンズ2枚、LD(Low Dispersion)レンズ3枚、GM(ガラスモールド非球面)レンズ1枚、さらに複合非球面レンズ1枚を採用しています。これにより、軸上色収差などの収差を抑え、ズーム全域で高い解像力を実現しています。
また、AF駆動にはリニアモーターフォーカス機構「VXD」を採用し、タムロン独自の手ブレ補正機構「VC」も搭載しています。
レンズの明るさはF4.5~6.3、最小絞りはF22~32で、絞り羽根は9枚の円形絞り構造を採用。フィルター径は67mmで、最短撮影距離は広角端で0.25m、望遠端で1.5m、最大撮影倍率は広角端で1:2、望遠端で1:4となっています。
本体サイズは最大径88.5mm、長さ185.8mm、重量は1180gで、価格は214,500円(税込)です。
実売価格は17万円前後のようです。
カメラマン夫はFマウント用の
100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)
を使用しています。
動物園など望遠撮影メインで撮りに行くときに、建物の外観などを撮る時に100mmだとキビしいのでスマホなどで撮っていたました。しかし、50mm始まりの「50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(Model A067)」だとこのレンズ一本で建物の外観から遠くの動物まで撮影できそうだなと思いました。
ソニーEマウント用は2022年にすでに発売されていると言うことなので、使用例などを参考にしようと思います。
あとは価格ですね。【50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD(Model A067)】が実売で17万円程度。【100-400mm F/4.5-6.3 Di VC USD (Model A035)】が実売で7万円程度です。50mmor100mmスタートの違いにどれだけ魅力を感じるか。Zマウントの描写力。このあたりが焦点になりると感じます。
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