NIKKOR Z 180-600mm f/5.6-6.3 VR はNikonZマウントに対応した超望遠ズームレンズで光学系も最新で魅力的一本です。25万円前後の価格でにすぐに手が届かないユーザーさんもも多いと思います。
そんなときに検討したいのが、Fマウント用の「150-600mmクラス」の望遠レンズです。マウントアダプターFTZ IIを使えばZシリーズでも活用でき、コストを抑えつつ超望遠の世界を楽しめます。
SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary

シグマの「Contemporary」は軽量性とコストパフォーマンスに優れたモデルです。
・重量:約1,930g
・手ブレ補正:OS機構搭載
・価格帯:中古市場では10万円前後
特に野鳥や動物撮影をこれから始めたい方におすすめで、比較的軽めの設計が魅力です。手持ち撮影も工夫次第で十分可能です。
TAMRON SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (Model A022)

タムロンのG2(第2世代)は、描写性能と操作性が大幅に向上したモデルです。
・重量:約2,010g
・手ブレ補正:VC搭載、3モード切替あり
・価格帯:中古市場で10万円前後
シャープさや色収差の少なさに定評があり、純正に迫るクオリティを持ちながら価格は控えめ。野鳥やスポーツなど動体撮影にも強く、Fマウント望遠ズームの中でも評価が高い一本です。
AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR

Nikon純正の超望遠ズームとして定番の人気を誇るレンズです。ズーム全域で開放F5.6を維持できる設計は、サードパーティ製150-600mmクラスと比較しても大きな魅力です。
・重量:約2,300g
・手ブレ補正:VR搭載(約4.5段分)、SPORTモード対応
・価格帯:中古市場で10万円前後
ズーム域は500mmまでとやや控えめですが、その分描写性能や安定感は抜群。EDレンズ3枚を採用し、色収差を良好に補正。高速連写時の露出安定性を高める電磁絞りにも対応しています。野鳥や航空機、モータースポーツなど幅広いジャンルで活躍できる、Nikonユーザーなら一度は候補に挙げたいレンズです。
FマウントレンズをZシリーズで使うメリットと注意点
FTZ IIを介せばZマウント機でも問題なく使用可能ですが、最新のZレンズと比べると以下の違いがあります。
・重量バランスはややフロントヘビーになりがち
・最新Zレンズに比べると周辺画質や逆光耐性は劣る
ただし「予算を抑えつつ600mmクラスを体験できる」という点では非常に大きなメリットがあります。
まとめ
本命はやっぱり「NIKKOR Z 180-600mm」ですが、すぐには手が出ないという場合、Fマウントの150-600mmレンズは現実的で良い選択肢になります。
・口コミ等の評価ではシグマ Contemporary
・ズームリングの回転など操作性ならタムロン G2
まずはこれらを試してみて、撮影スタイルに合うなら最終的にZレンズにステップアップする、という流れもおすすめです。
カメラマン夫が狙ってるのはシグマ150-600mmのテレコンセット

実際に私が狙っているのはこのシグマ150-600mmのテレコンセットです。まだ新品購入できて価格も13万円ちょいで「1.4倍テレコンがセット」になっています。すでに100-400mmのレンズがあるので、テレコンセットのこのレンズが魅力的だと感じます。しかもZ180-600mmの半額で手に入るので趣味用であれば、最高の選択肢になると考えています。ただ10万円超えてくると、すぐに買えないのですよね。買える時にまだレンズが残っているかが心配ポイント。この記事見て「いいな。買うか!!」と思った人は取り敢えず買うのはありだと思います。超望遠レンズはリセールもある程度金額がつくので資産としても有効でしょう。
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