Nikon Zマウントの単焦点レンズの中でも人気の高い 40mm f/2 と 28mm f/2.8。
どちらも軽量で扱いやすく、スナップや旅行に最適ですが、焦点距離や描写特性に違いがあります。
本記事では両レンズのスペック・描写・使い勝手を比較し、用途別のおすすめをまとめました。

現在私は NIKKOR Z 40mm f/2 を日常的に使用しており、その描写性能には大変満足しています。
小型軽量ながら価格以上の写りを提供してくれる“コスパ最強の単焦点”で、Z5・Zfcどちらに装着しても相性抜群のお気に入りレンズです。
一方で、もう少し広角でスナップしたい場面が増えてきたことから、
NIKKOR Z 28mm f/2.8 の購入を検討しています。
40mmとは異なる画角のメリットや運用の違いを理解した上で導入判断をしたくなり、
今回この記事を書きながら両レンズの特徴を整理してみることにしました。
すでに40mm f/2を愛用しているユーザーが28mmを追加する価値はあるのか?
あるいは最初の単焦点としてどちらを選ぶべきか?
Nikon Zマウントの人気コンパクト単焦点であるこの2本を、スペック・描写・使い勝手の観点から比較していきます。
基本スペック比較
| 項目 | Nikon Z 40mm f/2 | NIKKOR Z 28mm f/2.8 |
|---|---|---|
| 焦点距離 | 40mm | 28mm |
| 開放F値 | f/2 | f/2.8 |
| フォーマット | フルサイズ(FX) | フルサイズ(FX) |
| 最短撮影距離 | 0.29m | 0.19m |
| 最大撮影倍率 | 0.17倍 | 0.16倍 |
| フィルター径 | 52mm | 52mm |
| 重量 | 170g | 215g |
| 特徴 | コンパクト・明るい単焦点、ボケ味が自然 | 広角寄りのコンパクト単焦点、風景・スナップに最適 |
描写・画質の特徴
- 40mm f/2:ボケが柔らかく、ポートレートやスナップで自然な立体感を出しやすい。開放F2により暗所にも強い。
- 28mm f/2.8:画角が広めでスナップ・風景撮影に適している。コンパクトで軽量、持ち歩きに便利。
使い勝手・携帯性
両レンズとも非常に小型で軽量ですが、40mm f/2 はより自然な画角で日常スナップに向き、28mm f/2.8 は広角を活かした風景撮影や狭い場所での撮影に便利です。
また、どちらもZマウントの小型ボディとのバランスが良く、長時間の持ち歩きでも疲れにくいです。
こんな人におすすめ
- 自然なボケを活かしたスナップやポートレート中心 → 40mm f/2
- 旅行や街歩き、風景・建築撮影中心 → 28mm f/2.8
- 小型軽量レンズを一本だけ持ち歩きたい → 用途に応じてどちらも優秀
まとめ
Zマウント単焦点レンズの選択は、焦点距離と用途で決まります。
40mm f/2 は自然なボケと標準寄りの画角で、ZfcやZ5で日常スナップやポートレート向け。
28mm f/2.8 は広角寄りで、街歩きや旅行・風景撮影に最適です。
どちらも軽量コンパクトで持ち歩きやすく、Zマウントユーザーの必須単焦点としておすすめです。
商品紹介
・NIKKOR Z 40mm f/2
・NIKKOR Z 28mm f/2.8



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