2025年、あえてD750をおすすめする理由
- フルサイズならではの豊かな階調と立体感
- 抜群のコストパフォーマンス
- オールドレンズやMFレンズとの相性の良さ
- バッテリー持ちや操作性など、堅実な一眼レフの使い勝手
- 中古市場でのFマウントレンズも多く、状態の良い個体が手に入りやすい
■NikonD750を手に佐賀県の道の駅太良にて有明海の朝日を撮影に■
■ Nikon D750とは?
Nikon D750は、2014年に登場したフルサイズ一眼レフカメラ。24.3メガピクセルのCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED 4」を搭載し、高感度性能と描写力のバランスに優れたモデルです。プロからアマチュアまで幅広く支持され、いまなお根強い人気を誇っています。

■ 主なスペック
項目 | 詳細 |
---|---|
センサー | フルサイズCMOS(35.9×24.0mm) |
有効画素数 | 2432万画素 |
連写速度 | 約6.5コマ/秒 |
ISO感度 | 100〜12800(拡張で50〜51200相当) |
液晶モニター | 可動式3.2型(約122.9万ドット) |
動画撮影 | フルHD(60p対応) |
質量 | 約840g(バッテリー、SD込み) |
Wi-Fi | 内蔵 |

私の購入の決めてになったのは、デジタル一眼レフのフルサイズ機ながら1kgを切る軽量ボディであったこと。購入当時、食べ物の俯瞰撮影もしていたのでチルトディスプレイがとても便利であったこと。本体価格が中古市場で10万円を切っていたことの3点です。(2022年11月当時・NikonD7000からの買い足し)
■ D750の魅力①:豊かな階調と立体感
初めてD750で撮影したとき、何よりも驚いたのが「階調の滑らかさ」でした。空のグラデーション、木漏れ日のコントラスト、ポートレートの肌の柔らかさ……。APS-Cやマイクロフォーサーズでは表現しきれなかった「空気感」が、D750では自然に写し出されます。

初めてのフルサイズ機「NikonD750」を手に熊本県の菊池渓谷で撮影した、なんの変哲もない写真。ただ今まで使っていたカメラだと、森林、渓谷や山道の木漏れ日の明るい部分から暗い部分の階調がもっとベターした印象でした。それがフルサイズのNikonD750で初めて撮った時、影が明るい部分から段々と暗くなっていっているのが見てわかりました。自己満足の世界ですが、その時の感動は今でもはっきりと覚えています。
■ D750の魅力②:機動力と安定感のバランス
D750は、軽量ながらもグリップがしっかりしており、長時間の撮影でも疲れにくい設計です。また、チルト液晶モニターやWi-Fi機能も搭載しており、風景撮影や自撮り、テザー撮影にも便利。スナップから本格的な作品撮りまで幅広く対応できます。
■ D750の魅力③:レンズ資産が活きる
Fマウントの豊富なレンズ群に対応しているのもD750の強み。AFレンズはもちろん、AI-sレンズなどのMFレンズも露出計が連動するので、オールドレンズ好きにもたまりません。絞り環のあるレンズを楽しみたい人にも最適な一台です。
■ 中古での購入を検討している方へ
現在、中古市場では状態の良いD750が10万円前後で手に入ることも。シャッター回数や外観のチェックは必須ですが、信頼できる店舗やオークションで探せばコスパは抜群。サブ機としての導入や、初めてのフルサイズにもおすすめです。

私は①カメラのキタムラ、②マップカメラ、③ソフマップを使うことが多いです。
■ まとめ:フルサイズ一眼レフの完成形
ミラーレス全盛の今だからこそ、D750の良さが際立ちます。圧倒的な画質と信頼性、そして“撮る楽しさ”を改めて感じさせてくれる一台。新しいカメラに目移りしがちな時代ですが、D750は「長く付き合える道具」として、2025年の今でもおすすめできる一台です。
NikonD750で撮影した写真の紹介

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