はじめに
シャッタースピードの概念を覚えた頃、「川の水が糸を引くように撮影」をしたくなり、ふと思い立って佐賀県にある「道の駅大和」へ撮影へ行きました。
自然の写真を見ていると、よくこんな写真みないですか?カメラマン夫は急にこんな写真を撮ってみたいと思い、その日に撮影に行きました。思い立ったら吉日です。
今まではどうやったらこんな写真が撮れるんだろうと思うだけでしたが、しっかりカメラについて勉強すると、ちゃんと撮り方がわかるんです。
このNikonのホームページを見るだけでも糸を引くように撮影する方法がわかります。撮影方法はシャッタースピードをゆっっくり1/10秒や1/5秒などに設定することがわかりました。すると必要な物、必要な設定がわかってきます。
- 撮影モードはシャッタースピード優先
- シャッタースピードを変えて何枚も同じ構図・場所で撮影する(1/10,1/5・・・)
- レリーズor2秒セルフタイマー
- 三脚が必須
今回紹介する写真は以上4点を踏まえて撮影しています。では写真の紹介です。
写真
撮影日:2021年12月 撮影場所:佐賀県「道の駅大和」
使用カメラ :Nikon D5000 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 露出補正:0 露出プログラム:絞り優先オート シャッタースピード :1/200 F ナンバー:f 2.8 焦点距離 :57mm(35mm換算) ISO :400 WB:Auto
使用カメラ :Nikon D5000 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 露出補正:0 露出プログラム:シャッター優先オート シャッタースピード :1/5 F ナンバー:f 18 焦点距離 :57mm(35mm換算) ISO :400 WB:Auto
使用カメラ :Nikon D5000 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 露出補正:0 露出プログラム:シャッター優先オート シャッタースピード :1/500 F ナンバー:f 2.8 焦点距離 :43mm(35mm換算) ISO :1600 WB:Auto
使用カメラ :Nikon D5000 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 露出補正:0 露出プログラム:シャッター優先オート シャッタースピード :1/10 F ナンバー:f 10 焦点距離 :43mm(35mm換算) ISO :400 WB:Auto
使用カメラ :Nikon D5000 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 露出補正:0 露出プログラム:シャッター優先オート シャッタースピード :1/500 F ナンバー:f 2.8 焦点距離 :75mm(35mm換算) ISO :1600 WB:Auto
使用カメラ :Nikon D5000 レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM 露出補正:0 露出プログラム:シャッター優先オート シャッタースピード :1/10 F ナンバー:f 10 焦点距離 :75mm(35mm換算) ISO :400 WB:Auto
撮影のポイントとまとめ
- 撮影モードはシャッタースピード優先
- シャッタースピードを変えて何枚も同じ構図・場所で撮影する(1/10,1/5・・・)
- レリーズor2秒セルフタイマー
- 三脚が必須
今回紹介した写真もこの4点を注意して撮影するだけで撮れます。
シャッタースピード優先オート
セミーオートでシャッタースピードを撮影者の好みで決めることができるモードです。
シャッタースピード1/10秒くらいから順に何枚も同じ構図・場所で撮影する
流れる水が糸を引くように撮影したい時は「低速シャッター」を使います。現場について、一発でシャッタースピードが決めれる訳ではありません。カメラマン夫の例で言うと【1/10→1/5→1/2→・・】と
- 同じ場所から
- 同じ構図・焦点距離で
- シャッタースピードを変えて
- 何枚も
撮影します。その中から好みの写真をセレクトしていきます。
レリーズor2秒セルフタイマーを使う
「低速シャッター」を使用する時は「手ブレ」を防ぐため【レリーズ】(カメラのシャッターを使用せず、シャッターを切れるリモコンのこと)を使うのが一般的です。
とは言うものの、みんながみんな持っている機材ではないでしょう。カメラマン夫も持っていません。そんな人も安心【カメラのセルフタイマー2秒】でも代用可能です。
三脚必須
「低速シャッター」を使う時は三脚は必須です!!
シャッターを切る時間が長くなればなるほど、「手持ちでの撮影は不可能」です。「低速シャッター」を使う時は安くてもいいので三脚を購入しましょう。
まとめ
- 同じ場所から
- 同じ構図・焦点距離で
- シャッタースピードを変えて
- 何枚も
この4点で今回、紹介した「水が糸を引く」ような写真は撮影できるはずです。このブログを見て、撮影に出かけようと思ってくれた人がいてくれたらうれしいです。
「さぁ!カメラライフを楽しもう」
撮影機材
カメラ NikonD5000
Nikonが2009年に発売した「Nikon初のバリアングル液晶モニター採用のカメラ」です。中古での購入で古いモデルですが、今回の記事で紹介した写真はこのD5000で撮影しています。撮影の仕方次第では今でも、しっかり使えるカメラです。
レンズ SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM
広角17mmをカバーするシグマ「APS-C専用大三元レンズ」です。メーカーでの生産は終了していますが、このレンズの後継機は発表・販売されていない為、完成度の高いレンズだと言われています。
カメラマン夫もカメラのキタムラ ネットショップで状態の良いものを購入。APS-C専用ですが、抜群の描写力。夢の大三元レンズがお手軽に手に入れることができます。
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